わたしは、幼いころ、数珠を肌身離さずに持っている子どもでした。
そのことは、言わない方がいいと感じて過ごしていました。
なぜか?「言っても理解されない」と潜在意識で感じていたのです。
今でこそ、スピリチュアルのことが拡がっていますが、まだまだ、隠されている時代で、しかも、その頃、バブル時代。
両親も羽振りが良かったのを覚えています。
確かに【見えない存在はいる】と確信していた頃です。
そんなことは、すっかり忘れていましたが、必要なことは、思い出されるようになっていると体感しました。
それは、介護の仕事に疲れて、何もかも嫌になった頃でした。
これ以上、何もすることないし、前に親に言われていた、地元に帰り、お見合いでもしようと本気で思った時でした。
同僚だった、主人と付き合うことなったのは、その頃でした。
もう、地元に帰る気になっていたけど、彼とは離れたくない・・と思い、帰郷をすぐにあきらめました。
それから、いわゆる、スピリチュアルの学びを深めていったのです。
何が言いたいかというと、【帰郷する】と腹をくくった後、【違う】と方向転換されたと感じたのです。
それは、自分の意志ではなかったと思います。なので、今も京都に住み続けています。
そこに意味を込めなかったことも、良かったのだと思います。
【好きな人と一緒に居たい】【いろんなところに行きたい】と一人の女性としての幸せを優先していました。
それだけでも良かったのですが、幼い頃に感じていたことを知りたいと思って、今があります。そこまでは、考えもしませんでしたが・・・。
信じることでもなく、根拠もなく、でも、確実に【自分のやるべきこと】が、明確になったことにより、守れているとより濃く信じています。